「FRIDAY フライデー」2007 年 9 月 14 日号

  • 商社、鉄鋼など人気株が急落した 9 日には、リバウンドを狙って商社株を中心に 50 億円ほど買い、結果、この日の収支は約 1 億 4000 万円の黒字になりました。
    ところが日経平均が全面安になった翌 10 日は、2 億 8000 万円の損。
    翌週の 13 日は日経平均も反発して、買っていた銘柄も値を戻し、3 億 7000 万円の儲けとなりました。
    悔しい思いをしたのは 17 日です。
    市場が閉まる直前の午後 2 時 38 分過ぎに日経平均が一気に下がったんです。
    これは絶好の買い時でしたが、米国株がまだ高値圏にあって翌日の暴落もあると躊躇してしまったんです。
    あそこで買いを入れておけば 5 億円ぐらい利益が出たはずです。
  • 僕自身は信用取引はせず、オーソドックスな投資だけです。
    上げ相場では上昇する株を狙う「順バリ投資」、下げ相場では下落中の銘柄のリバウンドを狙う「逆バリ投資」。
    これだけです。
    銘柄選定では、米国市場や先物市場の動きを見てイメージをつかみ、後は相場の動きに合わせて投資しています。
    相場に引きずられて下がり過ぎた優良銘柄は狙い目です。
    乱高下相場では、やはり短期投資のほうが利益を拾いやすいと思います。